コラム

ウォルマートが開発開始の独自仮想通貨

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米特許商標庁が開示した内容から米国の大大手スーパーマーケットチェーンであるウォルマートが法定通貨に価格ペッグさせたデジタル通貨に関する特許を申請していることがわかりました。

申請特許内容は仮想通貨の一部だけを申請しているにすぎませんから全体を示すホワイトペーパーが開示されているわけではありません。

しかし、内容はブロックチェーンを基盤としたステーブルコインのようで、食品や小売店でも支払いに利用でき、簡単に現金化できるのが特徴のようで、サービス内容としては小売り決済に重点を置いているものの中身はフェイスブックのリブラと十分に競合するような内容になっているものと思われます。

ここからはリテール領域のプレーヤーの参入が本格化しそうで仮想通貨はさらに面白い状況になってきているようです。

今回判明しているのはあくまで特許申請ですからどのタイミングで事業化されるのかといったことは一切はっきりしませんが、ネット企業ではないリアルなスーパーマーケットチェーンのステーブルコインの発行に対して米国政府や議会などがどのように反応するのかが注目されるところです。

トランプ大統領自体はIT,とくにシリコンバレー大嫌いときていますから、ウォルマートに対してどのような姿勢をとることになるのかは非常に大きな関心事となりそうです。

ウォルマートは米国のみならず世界的に見ても最大規模のリテーラーであるだけに意外なところからステーブルコインの普及が進む可能性も出始めています。

ステーブルコインについては既存の仮想通貨の領域のプレーヤーとはまったく異なるプレーヤーが登場することが考えられるだけに業界地図が大きく塗り替えられることは容易に想像できる状態で、さらにほかからも参入が増えることになればステーブルコインのマジョリティは大きく変化することが考えられます。

投機的な意味合いで売買されている既存の仮想通貨もこうしたステーブルコインの登場ではかなり影響を受ける危険性が高まることになりそうで、仮想通貨クラスタの勢力図といったものも短時間に劇的に変化することが予想されます。

なにがどうなっていくのかは依然として状況を見守るしかないのが現状ですが、既存の法定通貨と違って仮想通貨には異なる変化要因があることを常に認識しておく必要がありそうです。

足元ではリブラの話ばかりがメディアに登場しがちですが、実はもっとダイナミックな動きが展開されていることを強く感じる次第です。

 

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